ママになってから、37歳で人生2回目の歯科矯正をしました。
私自身、この年齢で 歯科矯正を始めることに悩んだのですが、この先、一生コンプレックスと付き合っていくより、早く治した方が良いと思い決断しました。歯科矯正は2年~3年はかかる長い治療です。やりたいと思うのであれば、すぐにでも始めることをお勧めします。私は今3年目ですが、やってよかったです!歯を見せて笑えるし、歯磨きしやすい。歯科矯正を初めてから、きちんと歯磨きをするようになったのもメリットです。
治療費は高額、期間は長期、手軽にできない歯科矯正ですが、デメリットも踏まえて、迷っている方の参考になれば嬉しいです。このページではデメリットも紹介します。
歯科矯正のきっかけ
歯科矯正のきっかけは、結婚式の写真。高精度カメラで撮影された、加工なしの写真は、自分の歯並びの悪さを実感させるものでした。中学生の時に一度、歯科矯正をしていました。中学生の時は、歯並びなんて気にしていなかったので、リテーナーになってからは、ちゃんと通わずに中途半端に終わらせてしまいました。そんな経験から、もう1度、大金払って歯科矯正するなんて、、と躊躇していましたが、気になり始めたら止まりません。
一番若いのは今日!ということで、意を決して人生2回目の歯科矯正を始めました。
歯科矯正の最適年齢
はっきり言うと、若いに越したことはないです。
一般的には最適年齢は、12歳頃までと言われています。理由としては、あごが成長期なので、調整しやすいためです。
ただ、歯科矯正は適切なブラッシング、リテーナーになってからのケアなど、歯並びの重要性をわかっていない子供には、なかなか大変なものであるのも事実。実際、中学生の私は矯正治療を途中で投げ出してしまったのですから。(もったいない、、、)でも、大人になっても、いくつになっても歯科矯正はできます。
大人歯科矯正のメリット
矯正期間中に適切な歯磨きができる。
矯正器具装着中は、非常に歯磨きがしにくいです。普段よりまめなブラッシングをしないと、とたんに虫歯や歯周病になります。大人になって、自分の意志でやるからこそ、丁寧なケアができます。また、矯正終了後は、歯並びが整うことにより歯磨きもしやすくなります。
リテーナー(取り外し可能器具)になっても装着時間を守れる。
歯科矯正は楽なものではありません。ワイヤー期間が終わった後は、自然に動く歯をリテーナーという取り外し可能な歯型で固定する必要があります。リテーナー装着中は、間食もできないし、不便そのもの。面倒くさいからといって、外していると、とたんに前の歯並びに戻ってしまう。これも、大人になってやるからこそ、装着時間が守れるものです。
歯を大事にするようになる。
矯正をするまでは、歯周病や虫歯などはあまり気にしていませんでした。矯正をしてから、歯の健康も気になり、定期的に検診、クリーニング、歯磨き粉の見直しなどをするようになりました。歯は、悪くしたら一生治らないので、死ぬまでこの歯並び、歯の数でいくぞ!という気持ちになりました。
見た目コンプレックスが減る
誰しも見た目のコンプレックスはあると思います。整形でもしないと、顔立ちは変えられませんが、歯並びを整えることで自分に自信がつきました。歯を出して笑うことに抵抗がなくなり、自然に笑えるようになりました。たかが、歯並び、されど歯並び!
大人歯科矯正のデメリット
もちろんデメリットがないとは言えません。
でも、私はメリットが上回ると思います。
- 子どもの矯正よりも長期間になる。(私の場合3年間)
- 費用が高い。
- ワイヤー矯正は目立つ(最近はマウスピース矯正もあります。)
- 歯茎は少し後退したような気がする
→デメリットの中ではこれが一番だと思います。以前に歯周病を患っていたので、そのためかもしれませんが、一般歯科の先生に、年齢を重ねて歯科矯正すると歯茎が後退しやすいと言われました。
矯正歯科選びについて
矯正歯科を選ぶにあたり、まずは4つの歯科医院にて診察を受けました。3医院共に、抜歯する歯、治療の方針も異なっていました。検討する場合は、複数の医院で診察を受け、自分が納得のいく治療ができる所でやることをお勧めします。
まず参考にしたのは、日本矯正歯科学会のウェブサイトでした。歯科医院は、いまやコンビニよりも多いと言われています。矯正歯科を謳う歯科医院は多くありますが、日本矯正歯科学会の認定医は、5年ごとの審査があり、最新の学術情報を共有しているため、安心できる歯科医を選ぶ判断材料となります。
歯科矯正の結果
3年間歯科矯正に通っています。まだ終わっていません!今は装具は外れてマウスピースのみです。高校生の時とは違い、今回は自腹なので、一生懸命通いました。装着時間も守りました。(笑)結果、満足のいく歯並びになり、歯磨きもしやすくなりました。鏡に映る自分の歯並びを見るたび、ニンマリしてしまいます。悩んでいるなら、ぜひ、まずは矯正歯科に相談に行くことをお勧めします。