本記事は2022年3月の記録です。
くるま大好きな息子の卒園旅行で、一度は行ってみたかった【モビリティリゾートもてぎ】(旧:ツインリンクもてぎ)へ行ってきました。規模感は小さめだけど、他のリゾートとは違った特色があり、幼児連れにはのんびりできる施設でした。
旅の概要(2泊3日)
移動手段:新幹線とレンタカー
宿泊施設:モビリティリゾートもてぎホテル
訪れたスポット:モビリティリゾートもてぎ
旅のメンバー:長男(6歳)、次男(0歳)、ママ、パパ、じいじ、ばあば
旅の詳細
DAY1 移動&遊園地1日目
車のない我が家、「特急ときわ」で水戸駅に到着(76分)、そこからレンタカーを利用して約1時間で目的地につきました。
遊園地のフリーパス付の宿泊にしたため、まずはホテルでチェックインし、入園チケットを入手。
まずはランチをということで、園内のキッチンカーでそれぞれ好きなものを買い、屋外のテーブルで食べました。
園内のレストランは、ぶっちゃけあまり充実していないです。レースがある時だけオープンするレストランもありますが、レースのない時は、必要最低限で運営しているようでした。
いいポイントとしては、遊園地はサーキット場の真横にあるため、昼食中にレーシングカーのエンジン音が聞こえます。息子はもちろん家族一同、初めて生で見るレーシングカーのスピードと勢いに感動しました。
昼食後、息子がまず挑戦したのは、迷宮森殿ITADAKIという巨大迷路。迷路内には生物に関わるクイズがあり、チェックポイントでスタンプを集めながら正解しないと頂上のゴールまで行けない仕組み。挑戦者は虫程の小さい生物になる設定なので、巨大な虫やどんぐり等が行く手を阻みます。各ポイントにあるクイズに正解しないと頂上に行けない仕組みで、1回目はクイズを間違えてしまい、強制退去に(泣)2回目では見事頂上までたどり着きました。
その後は、自分で車を運転できる「森の教習所」に乗車。上手に運転できれば、ポイント数に応じてレベルの違う運転免許証がもらえます。こちらは、6歳にはちょっと子どもっぽいかなと思いましたが、息子は楽しめたようでした。
「ワイルドレーサー」は、運転の速さを競うアトラクション。とは言っても、幼児用アトラクションなので、スピードは遅め。こちらも息子が気に入って、何度も乗車しました。
ゴーカートのようなアトラクションもありますが、身長135㎝以上との制限があり、6歳では身長が足りずに利用できず。「森感覚アスレチックDOKIDOKI」も小学生以上からでした。息子は来月から小学生でしたが、しっかりと4月からの小学生は対象外と書かれていました、
利用できないアトラクションはあったものの、迷路に30分、それぞれのアトラクションの待ち時間なども入れると、夕方まで十分に遊び尽くしました。来場者が少ないが、アトラクションを運営する従業員が少ないため、空いていてもドンドン乗れるという訳ではなく、準備などで待つ時間がけっこうありました。時間がない中で楽しむのは不向きかもしれません。
平日のため遊園地は16時閉園。ホテルまでは同じ敷地内とはかなりの距離があるので、再びレンタカーで移動。スタッフに伝えれば、ホテルまでのバスも無料で出してくれるようでした。
夕食まではお部屋でゆっくり休憩。部屋は広く、4人でも問題なくゆったり利用できる作りでした。0歳児連れでしたが、うちの子はベビーベッドを嫌がるので、エクストラベッドを入れて添い寝しました。ホテルのロビーには子供向けの絵本が置いてあり、時間潰しに最適でした。
夕食はホテル内のブッフェレストランへ。
品数が多いとはいえないものの、必要十分といった感じ。野菜はとても美味しかったです。離乳食はキューピーの瓶が置いてありました。栃木といえばいちご!いちごのシーズンだったにも関わらず、いちご関連のデザートが少なかったのが残念でした。まあ、いちごは高いし、しょうがないか。
Day2 大雪のためSUMICA&ホンダ博物館へ
この日は朝からまさかの大雪。
天気がよければ、ハローウッズの森を散策する予定だったけれど、雪のためクローズしていたので予定変更。
午前中は、ガラガラの屋内型アスレチック「巨大ネットの森SUMIKA」へ。
さすがに大雪の平日ということもあり、園内はガラガラでした。通常は予約が必要なこの施設も、全く利用者がいないので、フリーパスを利用して何時間も遊ばせてもらいました。
ビビりの息子は高所にあるネットには上らず、それでもトランポリンなどを利用し、駈けずり回って十分に楽しんでいました。赤ちゃんコーナーもあり、まだ歩けないうちの0歳児も安全に遊べました。
ただ、巨大ネット以外のアトラクション(おもちゃ)はそんなになく(人が少ないせい?)かなり豪華な児童館という感じでした。もう少し、プロジェクションマッピングで遊べる等もあってもいいかな。お友達と来るともっと楽しめたと思います。
お昼ごはんの後は、「ホンダコレクションホール」へ。地図で見ると、遊園地から近そうだったので、極寒の中歩き始めてしばらく、建物が全く見えず不安になったので、レンタカー移動に変更しました。遊園地内の道路が通行止めなので、車で行くとかなり遠回りでした。
「ホンダコレクションホール」はホンダ製品約300点が展示されている博物館。創業者である本田宗一郎氏の初期バイクの試作品(自転車にガソリンつけたもの)からカブ、歴代の車たち、バイク、最新のレーシングカーまで展示してあり、さすがのラインナップ。車には興味のない私でしたが、昔の車の方がデザインに遊び心があり、とても興味深く楽しむことができました。同行した祖父母もホンダが大企業になる過程を知っている世代だけあり、懐かしの車を見ながら青春も思い出しているようでした。
そして、ここには「ピット工房」という本物工具を使って電気自動車の組立て体験できる工房があります。残念ながら、この日はやっておらず、息子は体験できずでした。
あいにくの大雪でしたが、屋内で楽しめる施設もあるため、1日を飽きることなく過ごせました。
気がかかりだったのは、ホテル前のグランピング施設の宿泊者。大丈夫だったのだろうか、、、と心配しつつ、就寝しました。
Day3 再び遊園地へ
この日は春休みの週末ということで、今までで一番の人出でした。
週末限定イベントで、中央広場で薪割りと焼きマシュマロ体験が開催されており、息子は焼きマシュマロをとても気に入っていました。ランチは、サーキット内の「グランツーリスモカフェ」へ。こちらのカフェは、グランツーリスモというレーシングゲームが無料で体験できます。この場所まで来ると、本物のピットも間近で見ることができます。但し、あくまでサーキット利用者(大人)向けなので、食事内容は本当に簡易的なものしかありませんでした。
午後は既に攻略法を押さえた、迷宮森殿ITADAKIに再び挑戦し、帰路につきました。
遊園地としてはかなり小ぶりでしたが、ハローウッズの森など他の遊園地にはない特色もあり、広大な敷地を活かした自然豊かなリゾートでした。人出の少ない遊園地のわりに、設備は新しく、どの乗り物もピカピカだったのは、やはりホンダの潤沢な資本があるためでしょうか。
春はいちご狩り園が周辺にもあり、前後に立ち寄ってもいいかもしれません。(我が家は気づいたときは予約でいっぱいでした。)