2人目の産後、粉ミルクの調乳器具をどうするか、色々あって迷いました。
1人目の時は、電気ケトルを使っていたのですが、これがなかなか使いにくい、、、
そして今回、電気ポットを購入しました。これが大正解!
おすすめの理由と他の器具との比較した内容を紹介します。
粉ミルク調乳について
まず、大前提として、
粉ミルクの調乳には、一度沸騰させた70℃以上のお湯を使用する必要があります。
粉ミルクを100℃のお湯から冷ますのと、70℃から冷ますのではかかる時間が全然違うため、このページでは、70℃まで冷却もしくは保温可能な商品を紹介します。
以下は、WHOの「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」より抜粋(仮訳は厚生労働省)
十分な量の安全な水を沸騰させる。自動湯沸かし器(電気ポット)を使用している場合は、スイッチが切れるまで待つ。その他の場合は、湯が完全に沸騰していることを確認する。
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/qa/070604-1.html
注意:ボトル入りの水も無菌ではないので、使用前に沸騰しなければならない。
火傷に気をつけて、70°C 以上にまで冷却した適量の沸騰させた水を、清潔で滅菌済みのコップあるいは哺乳ビンに注ぐ。湯の温度は滅菌した温度計を使用して測るべきである。
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/qa/070604-1.html
電気ポット以外の湯沸かし器具
調乳ポット
粉ミルク作りといば、コンビから出ている調乳じょーず。
専用に作られた調乳ポットというもの。
「調乳じょ~ず」は、沸騰したお湯を入れるだけで衛生的な70℃以上に保温ができ、いつでも手間なくミルク作りができる調乳ポット。哺乳びんに注ぎやすい「ちょい足し注ぎぐち」、電子レンジでも湯沸かしができる「ガラスポット」でミルク作りをもっと快適にする、赤ちゃん想いのベビーグッズです。
https://www.combi.co.jp/products/nurse/jozu_70/
メリット
- 哺乳瓶に注ぎやすい
- 800mlのお湯を保温できる。
デメリット
- 電気ケトル等や電子レンジで一旦お湯を沸騰させなければならない。
- 粉ミルク卒業後の使い道がない。(メルカリで売る?)
電気ケトル
うちにもあります。電気ケトル。
これ、便利ですよね。
お湯を使いたい時だけ沸かせるし。
温度調節付き、いいじゃん。調乳にぴったり!
しかーし、忘れてはいけません。
夜中の調乳があることを。
夜中の電気ケトルの沸く時間、体感で昼の2倍くらい長く感じます。
寝不足の中、赤ちゃんの泣き声を聞きながらお湯が沸くのを待つのは精神的にも体力的にも辛いものがあります。
最近は、お湯を沸かしてから設定した温度でキープしてくれるものもありますが、1時間程度しか保温してくれないので次の調乳までもちません。
メリット
- 使う時だけ沸かせて衛生的
- 保温機能がなければ、安価なものが買える。
デメリット
- あっという間に沸くけど、その間に赤子が泣いていると体感は2倍くらい長い。
- 温度調節可能とはいえ、保温時間は60分と短い。
→2~3時間ごとの授乳を考えると、保温時間60分は短すぎる。
電気ポットが最強の理由
湯沸かし沸騰から、保温まで一体化できる商品。
今時、電気ポット?と思っていたけれど、これがかなり使い勝手が良いことに気づきました。
電気ポットのメリット
- お湯を沸騰させてから自動で温度を下げて24時間保温してくれる。
- 夜間授乳に足りる容量を朝まで保温できる。
- お湯で溶く離乳食をつくるときも、すぐにかつ、少量で使える。
- 離乳食でちょっとお湯を使いたいときにも便利。
嬉しい誤算として、産後&コロナでおうち時間が増えたため、
お茶やコーヒーにも使えるのでとても便利でした。昼間は少し高めの保温設定で、夜は70℃にしておくとちょうど良い!
粉ミルク終わったら使わないし、安いのでいいやと思い我が家が買ったのがこちら。
ただ正直、上記商品を買って後悔しています。
理由としては、思ったより調乳以外でのお湯の利用頻度が高く(お茶など)、2.2Lでは少なかったこと。
使用期間は短いと考え、デザインはこだわらなかったのですが、子供が小さいうちは何かとまだまだ使いそうなので、次に買うなら、これと思っています。
【節電対策】 アイリスオーヤマ 電気ポット ポット マイコン式 3リットル 保温温度調整 安全ロック機能 カルキ抜き機能 IAHD-130-B ブラック
↓これも、容量少ないけど、デザイン性はすばらしい。調乳用に70度保温ができるのも、よさそう。
1年程度で終わる調乳期間、短いけれど、できれば長く使えるものを買いたいですよね。この記事が悩んでいる方の参考になれば、うれしいです。